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HP181 温度によるCO2濃度測定値への影響

概要

CO2ガスの濃度測定に使う『CO2濃度計』は、測定原理から測定環境による測定値への影響が出るものがあります。
安定した動作・比較的簡単な操作から主流になってきている「赤外検出器」で測定値に影響する「気圧」「温度」のうち、前回は「気圧」について調べましたが、今回は「温度」の変化による測定値への影響を実測して調べてみる事にしました。
 1. 確認対象
  □CO2濃度計(ヴァイサラ製 GM70)
   測定用プローブはGMP221(0~10%CO2)を使用。
 2. 測定の方法
 ①密閉容器とCO2濃度計(センサ部)を配管で接続し、恒温槽内に設置する。
 ②恒温槽内の温度を25℃にする。
 ③測定時の気圧をCO2濃度計に設定する。(気圧による影響を補正)
 ④CO2濃度を測定する。
 ⑤恒温槽の温度を変化させ、同様にCO2濃度を測定する。
 ※CO2濃度計による設置環境の温度の補正を行わない状態で測定値を読み取る。
 
 □測定した内容
  恒温槽の温度:15/25/35℃
  25℃を基準に、+10℃、-10℃に変化させて測定。
□測定のイメージ
HP18112.jpg
3.測定の結果
測定した結果は以下のようになりました。
HP18181.jpg
測定結果をグラフにすると以下のようになります。
HP18182.jpg
□結果から、
 測定環境が基準の温度(CO2濃度計が校正された時の温度)と異なる場合、基準の温度からのズレの大きさに応じた影響が出る事が分かりました。
2015.10.20
本ページ記載内容に誤りがあり、測定結果・グラフの図を訂正して差し替えしました。
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