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HP155 電気ホットプレートの表面温度分布測定の考察

概要

  □ 当社は、さまざまな設備の検証の一環として、温度を連続的に・複数の点で測定する作業を
   実施しています。
   今回は、ホットプレートの表面温度を測定するための、当社なりの工夫とデータについてお伝えします。
 1. 確認対象
  □使用した温度センサ
   フィルム型測温抵抗体
  □実験に使用したホットプレート
   HHP-401(井内盛栄堂製)
   ホットプレートのサイズ:W250×D150(mm)
   温度設定範囲 :40~400℃ (今回は200℃で実験しました)
   温度調節精度 :±0.3%f.s.+1digit
 2. 測定の方法
 ①温度センサを耐熱テープ(ガラス繊維系)で固定
 ②ホットプレートを200℃に設定して運転
 ③温度が安定したら、数値を読み取り (結果表のNo.1)
 ④センサとホットプレート間にシリコングリスを塗布、その上からテープで固定
   ⇒温度が安定したら数値を読み取り(結果表のNo.2)
 ⑤センサの上に、カバーを載せる
   ⇒温度が安定したら数値を読み取り(結果表のNo.3)
 ⑥センサの上に、おもりとして手元にあった、硬さ基準片を載せる
   ⇒温度が安定したら数値を読み取り(結果表のNo.4)
 ⑦センサの上に、おもりとして手元にあった、ブロックゲージ(23.5mm)を載せる
   ⇒温度が安定したら数値を読み取り(結果表のNo.5)
  
 3. 測定のイメージ
測定の状況は以下の通りです。
HP15510.jpg
4.測定の結果
HP15551.jpg
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