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第337号 食品製造・加工施設のHACCP規格と当社業務内容のお知らせです。

食品製造・加工施設 ⇒ HACCP導入義務化へ

ご存知のように、HACCPとは「Hazard Analysis and Critical Control Point」(危害分析重要管理点)の頭文字をとって略されたもので、ハサップとかハセップと呼ばれています。
□ このHACCPがネット上で

“食品衛生管理食の国際化に備えHACCP義務付け”

“HACCP導入義務化へ向けて、動き出せ”

“厚生労働省HACCP義務化を見据えガイドライン改正”

 等など、HACCP導入義務化の文字で賑わっています。
■ しかし、厚生労働省にHACCP導入義務化について尋ねると、
 現時点では何も決まっていない、という回答で、
 食品衛生管理の国際標準化に関する検討会などで、
 今年末には今後の方向が決まる、とのことでした。
※今回HACCP義務化について色々調べてみると、TPPなどの動きもあり、
 雰囲気的には義務化へ向かっていると感じました。

まずは、食品製造・加工施設に求められるHACCP規格の要求を調べました。

チョット小難しい話になりますが、
HACCPとは、食品原材料の受入から最終製品までの各工程ごとに

・微生物、化学物質、金属の混入などの潜在的な危害要因を分析・予測

 (Hazard Analysis)した上で、

・危害の発生防止につながる特に重要な管理点(Critical Control Point)を

 継続的に監視・記録する、

工程管理のシステムとなっています。(厚生労働省のHPより)
□ そして、HACCP導入の方法について12の手順が示されています。
 そのうち後半の7手順については特に重要で7原則と呼ばれています。
▼ HACCPシステムの7原則と12手順はこちらでご覧いただけます。

HP33720.jpg画像を拡大

https://www.validation-wa-nks.jp/2016/06/08/HP337_HACCP.pdf
その中で当社に深く関わる原則(手順)は

原則6 [手順11] (検証方法の設定)
システムが正しく有効に機能しているか見極めること、検証はモニタリングの記録、改善措置、検査結果の確認など

になります。

原則6(検証方法の設定)では、具体的に何を実施したらよいのか?

>> 具体例として、厚生労働省のHPには次の1~5が挙げられています。
 1.重要な工程の記録を確認
 2.温度計やタイマーの校正の確認
 3.問題が起きた際の改善措置
 4.製品検査との確認
 5.一連の流れに修正が必要か
 ※ この中で、当社は、②の温度計やタイマーの校正をお手伝いいたします。

重要管理点(CCP)を見てる計測機器は校正が必要です。

厚生労働省のHPから、製品名毎の重要管理点(CCP)とそこを見ている機器をリストアップすると
HP33710.jpg
等となり、どの製品においても、校正が必要な計測機器があることが分かります。

校正や適格性評価のことは、当社にお気軽にお問い合せください。

>> ここからは、当社のPRになります。
 このような校正では、様々な製品を製造する食品工場での実績があり、
 滅菌器などの設備・装置の適格性評価においても、同様の実績が
 ありますので、当社業務がきっとお役に立てると考えます。
■ 校正や適格性評価(クオリフィケーション)業務を専門でやっている
 企業ならではの視点で具体的なご提案をしています。
▼ 気になることがありましたら、以下よりお問い合せ下さい。
 https://www.validation-wa-nks.jp/inquiry/
※ 当社は、フィールドで校正や適格性評価を実施する立場から、
 規格の要求内容や定義を具現化(具体化)して、お客様に満足して
 頂ける作業をお届けする努力を続けています。
最後まで、お読みいただき有難うございました。