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No.118 風量測定時の整流板の効果(風量計使用時)

1. 測定の概要

1.1 対象設備
□送風機
 メーカ:昭和電気
 型式:SB-151-R3A3
 定格:2.0m3/min (60Hz)
□ダクト(風洞)
 幅300×高さ300mm×長さ900mm(直筒部)
□整流板(ダクト内に設置)
 軸方向への長さ:300mm
 (2/4/6/8枚を使用し、ダクト内部を4/9/16/25分割する)
1.2 使用した測定器
HP11801.jpg
□風量計
 名称 :アキュバランス マイクロメータ風量計(TSI社製)
 型式 :8375
 精度 :3%of rdg
 測定範囲: 0.7〜70.8m3/分
 (写真は(株)ダルトン様のHPより引用)


1.3 測定の方法
 測定は以下の方法にて実施しました。
 ①送風機、ダクト(風洞)、風量計を接続する。
 ②送風機を動かし、風量が安定したら測定する。
 ③次にダクトの上流側に整流版(2枚、4分割)を設置し、同様に測定を行う。
 ④整流版を4枚(9分割)、6枚(16枚)、8枚(25分割)設置し、それぞれ測定を行う。
 【検査項目】
  整流板での分割数(0(無し)/4/9/16/25分割)
  ※各々の分割数での風量を求める
1.4 測定の状況
HP11810.jpg

2. 測定の結果

HP11860.jpg


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