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No.112 酸欠防止用送風ファンのダクト形状による風量の変化

今回は、酸欠防止のために設置する可搬型の送風ファン+ダクトの、ダクト形状(経路)により
風量がどのように変化するか、測定しました。

1. 測定の方法

1.1 使用した送風ファンとダクト

HP11201c.jpg

 ・送風ファン
  型式:SJF-250-1
  風量:37m3/h(60Hz)
  メーカー:スイデン
・ダクト
  型式:SJFD-280-S
  長さ:5m
   (写真は(株)スイデン様のHPより引用)

1.2 使用した測定器
 ・風量計 (マイクロマノメーター風量計)
  型式   :AccuBalance 8375
  メーカー :TSI社
  測定範囲:0.7~70.8m3/min
  測定精度:3%of rdg
1.3 測定方法
 測定は以下の方法にて実施しました。
 ①送風ファンとダクトおよび風量計を接続する。
 ②送風ファンを動作させ、風量計にて風量を測定する。
 ③ダクトの形状をL型、クランク型などに変え、同様に測定を行う。
 【検査点】
  曲げ箇所数 / ダクトの形状
  ①0箇所 / 直管
  ②1箇所 / L型
  ③2箇所 / クランク
  ④3箇所 / クランク+L字
1.4 測定の状況
■機器の接続イメージ
HP11210.jpg
(風量計の写真は(株)ダルトン様のHPより引用)
HP11220.jpg

2. 測定の結果

各ダクト形状での風量と、送風ファン単体の定格風量との差は以下のようになりました。
HP11250a.jpg


■測定の結果から
 ・ダクトの曲げ箇所が多くなるほど風量が低下することが確認できました。
 ・現場での使用時は風量低下する事を見越して、
  ・曲げ箇所を少なくする(できるだけ直線的に設置する)
  ・換気時間を長めにとる
  ・複数台の送風ファンを設置する 、、、等の対処を検討する必要があると考えます。


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 メールマガジン 第148号 窒素ガス品質測定時の酸欠防止用押し込み空気量の変化