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バリデーション関連メルマガ第140号[OQシリーズ]換気による酸素濃度の大気圧までの戻り方

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 [OQシリーズ]換気による酸素濃度の大気圧までの戻り方
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 前回は、コンテナ内の酸素濃度の低下について実験して見ましたが、
 今回は、実際の現場で、酸素濃度が大気圧(安全な環境)を維持するには、
 どんな感じの換気をしたら良いか知りたくて実験することにしました。
【本 文】
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  大きく分けて、2つの方法で換気ができます。
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 >> 換気の仕方については、下記の様に、「自然換気」と「機械換気」が
   あります。
   □ 「自然換気」とは、外の風力や室内外の温度差を利用して換気する
     ことで、部屋の窓を開けて風を入れる方法です。
   □ 「機械換気」とは、強制換気・人工換気とも呼ばれ、換気扇(排風機)や
     送風機を用いて強制的に換気する方法です。
   ■ 今回の実験は、実際の現場のことを考え、特別の機器を使わない
     「自然換気」で、どんな感じになるか実験しました。
 
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  この条件では、「自然換気」でも問題はなさそうです。
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 >> 前回のメルマガと同じコンテナを使って、酸素濃度を18%まで低下させ
   片側の扉を90°解放した時(自然換気)に、コンテナ内の酸素濃度の
   大気までの戻り方を測定しました。
   ▼ 測定方法とデータはこちらでご覧頂けます。
     https://www.validation-wa-nks.jp/2012/0301_110000.php
  □ 今回の実験条件では、3分以内で大気中の酸素濃度に戻り、以降、コンテナ
    内にN2を放出しっぱなしでも、酸素濃度に変化は見られませんでした。
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  この結果を鵜呑みにしません。
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 >> 実際の現場では、風の通りなどのその現場の条件によって、酸素濃度の
   値に差がでると考えられますので
   例え今回の実験のような条件が整えられる様な、環境であっても、
   酸欠危険作業主任者のもと、実際の作業場所の酸素濃度を絶えず確認
   することが重要なことになると思います。
  □ 今回の実験では、コンテナという鉄板に囲まれた空間で実験して
    みましたが、BOXの材質が違ったら、どんな感じで酸素濃度
    が下がるのか?も興味が湧き実験することにしました。
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  作業場所を仕切る材質の影響とは?
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 >> 次回は、アクリル板とか段ボールで仕切られたBOXでは、どんな酸素
   濃度の下がり方をするのか調べてみます。
●当社では、フィールドでバリデーションの実務を行ってきたこの様な
   ノウハウで、どんな環境においても安全な作業の実現に努力を続けて
   います。