バリデーション@エヌケイエス株式会社 NKS

NKSバリデーション関連業務のエヌケイエス株式会社

ISO9001に準じた運用システム(QMS)でバリデーション(適格性評価)のサービスを専門にご提供

バリデーションに関する相談窓口
電話でのお問い合わせ
052-522-2184
メール送信フォームからお問い合わせ

バリデーション関連メルマガ 第136号[IQシリーズ]正しく測れる時の電子天秤の気泡(水準器)の状態

 ——————————————————————
 [IQシリーズ]正しく測れる時の電子天秤の気泡(水準器)の状態
 ——————————————————————
 前回のメルマガの実験データに関して、読者からお問い合わせをいただく
 ことができました。有り難うございます。
 今回は、そのお問い合わせの内容に関する実験データをご紹介させて
 頂きます。 
【本 文】
 ——————————————————————
  こんなことをお問い合わせ頂きました。
 ——————————————————————
 >> 前回のメルマガでは、
  「そんな僅かな傾きが電子天秤の誤差になります」というテーマで、
   電子天秤の誤差が生じる傾きについてお届けしましたが、
   読者の方から、
   水準器の気泡が「どれぐらいであれば」正しく測れるのかという
   お問い合せを頂きました。
   → このお問い合わせを頂いて、
     傾きで生じる異常な状態をクローズアップすることで、バリデー
     ションのIQ(据付時適格性の確認)を行うことが重要だと言う
     一方的な視点の記事になっており、このお問い合せにより、新しい
     視点に気付かせていただきました。
   ■ 今回は、お問い合わせを頂いた「正しく測れる水準器の気泡の状態」を、
     同じ電子天秤を使って実験しました。
 ——————————————————————
  正しく測れる気泡の状態とは!
 ——————————————————————
 >> 結論から書きますと
   『気泡全体が水準器の内円にギリギリでも、まるっと入っていたら
    誤差がない』というデータが出ました。
   ▼ 測定方法とデータをこちらでご覧頂けます。
     実験データNo.102 天秤の傾きによる測定値への影響(使用時の視点から)
     https://www.validation-wa-nks.jp/2012/0202_110000.php
   ■ 故に、今回実験した電子天秤の水平の調整加減する場合は、気泡
     全体が赤丸の中にあることを目視で確認できれば、正しく測定出来
     ていると思っても大丈夫と言えます。
 ——————————————————————
  お問い合わせ有り難うございました。
 ——————————————————————
 >> 何時も、お届けするメルマガが読者の皆さん方の業務の中で、少しでも
   お役にたてないかと考えてテーマを選んでいますが、
   どうしても、
   今回の様に、読者の方々との視点の違いが出てしまうことが多くあると
   思います。
   ■ 是非、皆さんから色んなお問い合わせを頂いて、読者の皆さんの
     視点に、少しでも近づいたメルマガを発行して行きたいと考えます。
   ☆ 今後とも、宜しくお願い致します。