バリデーション@エヌケイエス株式会社 NKS

NKSバリデーション関連業務のエヌケイエス株式会社

ISO9001に準じた運用システム(QMS)でバリデーション(適格性評価)のサービスを専門にご提供

バリデーションに関する相談窓口
電話でのお問い合わせ
052-522-2184
メール送信フォームからお問い合わせ

バリデーション関連メルマガ 第93号 [OQシリーズ]恒温恒湿槽の機種による温湿度の特徴

 ——————————————————————
  OQ(稼働時適格性確認)シリーズ[恒温恒湿槽の温湿度データの特徴]
 ——————————————————————
 今回は、同じ目的で使用している2台の恒温恒湿槽の温湿度分布データの
 違いをご紹介します。
【本 文】
 ——————————————————————
  2台の恒温恒湿槽の温湿度分布を測定しました。
 ——————————————————————
 >> 同じメーカーの同じ様な恒温恒湿槽で、使い方も同じ様でありながら、
   2台の温湿度分布に、これほどの違いがでることに驚きました。
   同じ様な恒温恒湿槽と見えても、
    装置の特性がひとつひとつ違っていることにより、槽内の状況が
    結構変わることが分かりました。
 ——————————————————————
  上記の温湿度分布データをご紹介します。
 ——————————————————————
 >> 槽内の上部:4点/中央:1点/下部:4点の合計9ヶ所を同時に
   測定しました。
  ▼ 測定方法とデータはこちらでご覧頂けます。
    https://www.validation-wa-nks.jp/2011/0224_110000.php  
 ——————————————————————
  こんな時は、恒温恒湿槽の特性が変わっているかも?
 ——————————————————————
 >> 恒温恒湿槽の使用環境・条件が変わる時は
   ①設置場所の温湿度条件が大きく変わった
   ②電源電圧が変動する様な設備の運転条件が変わった
   ③日射の影響を受ける場所に移設した
 
    等が挙げられます。
 ——————————————————————
  使用環境・条件が変わったら、測定をお勧めします。
 ——————————————————————
 >> この様な使用環境・条件で性能が変わる装置は、使用状態で測定して、
   機能を保証することが重要と言えます。
  ■ この測定は、バリデーションでは稼働時適格性の確認[OQ]と呼ばれ、
    恒温恒湿槽を使った作業品質を守るために大変重要なことです。
  ⇒ 当社では、
    稼働時適格性[OQ]検証項目の決定~フィールドでの検証作業~報告書の
    作成までの一連のバリデーション作業を支援しています。