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No.28 気相での温度センサの熱応答速度(時定数)

温度センサの径の違いによる、熱応答速度(時定数)を以下に示します。

 センサの形式 : 測温抵抗体(Pt100Ω) シースタイプ
 センサの太さ : 3.2Φ / 4.8Φ / 6.4Φ / 8.0Φ
 (A社資料より。但し資料が液槽のみのため、気相での応答速度を10倍と仮定)

■ 温度センサの応答速度(時定数)のグラフ
応答速度
■試験規格(JTM K01)に適合する温度センサは
 使用する温度センサは時定数が『10秒~60秒』のモノとしています。
  (JTM K01:恒温恒湿槽の性能評価試験)
 なので、上記のグラフに示す通り『3.2mm、4.8mm、6.4mm』
 いずれかを選択すれば良いことがわかります。


▼関連「装置の実験データ」はこちら
  No.29 センサ仕様による温度変動の違い
  No.30 試験に用いる温度センサの時定数(実測結果)
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