No.26 ループ校正とは、何?
温度計を例にしたイメージで説明すると、以下のようになります。

    
上の図において、温度センサから温度の表示部までを含めた一連の計測器の校正を
『ループ校正』といいます。
実際の『ループ校正』の作業状況は以下のようになります。
    

作業の手順
 ①設備の温度センサを温槽(恒温水槽)に挿入する
 ②温槽の温度を標準温度計で測定する
 ③設備の温度表示を読み取る
 ④設備の表示温度と標準温度計との差(誤差)を求める
 ⑤許容値を基に合否の判定を行う
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No.25 設備の性能評価とキャリブレーション(校正)の違い
No.38 計装配線の「模擬ループキャリブレーション」
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メールマガジン第45号 ループ校正って一体何?
