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メールマガジン第16号 温度試験槽の温度変動の実際

前回のメルマガでは、「IQの本質」から製品の品質に影響がおよぶ
直接的なことを検証すべきでは!と提案しましたが、如何でしたでしょうか
今回は、お問い合せやご依頼が増えてきています温度試験槽の「温度変動
の実際」をお知らせします。
【本 文】
■ 温度試験槽の性能は測らなければ分からない。
 (使用期間の長短では論ずることができません)
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 性能評価試験を実施されたお客様の動機は 
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  ・どうも恒温槽の温度が一定していないようだ
  ・恒温槽の性能が経年変化をしている様に思える
  ・槽内の温度がどうなっているか知りたい
  ・委託元から性能評価試験を指示された
  などで、
  温度試験槽の実態に不安を持たれているお客さんが意外と多いようです。
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 そこで、
  過去に当社が行った温度試験槽内の温度の実態を報告します。 
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  ▼測定データはこちらをご覧下さい。
 
   [測定した機器]
     機器名 :インキュベータ(恒温槽)     
     使用期間:約5年
  >>測定した槽内温度データから、下記のことが見えてきます。
  (槽内温度は)
   1.設定温度を中心に上下に大きく(約±1.3℃)変動している
   2.設定温度から一定の温度差(最大-0.6℃)で安定してしまう
   3.高い設定温度では、温度差(最大-1.2℃)で安定してしまう
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| ●この様な温度データの傾向は
|   使用期間の長短に関わらず、その本体特有な傾向を持っているようです。
|  
| 従って
|  一度は、本体の特性をデータ的に把握するのが大事のようです。
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  ※この温度試験槽の次回テーマとして
   これらの温度試験槽は日本試験機工業会が作っている業界規格(JTM)で
   試験されています。
   その試験内容を、当社の切り口からご報告したいと思います。
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