真空定温乾燥器 設備の適格性評価(IQ・OQ・PQ)・校正 評価/測定項目と対応範囲
●槽内を真空ポンプで真空状態にする
●対象物をヒータで加熱した内壁面からの熱放射(輻射)接した棚板からの熱伝導で加熱する
●一定時間、真空・加熱の状態を維持することで対象物の水分が蒸発・除去される
測定項目と対応範囲
●温度 -50~350℃
●圧力 0~130kPa abs
●時間 1秒~99時間59分59秒99
使用測定器の精度例
●温度 | ±0.3℃~ |
●圧力 | ±(0.03%rdg+6dig) |
●時間 | ±0.75sec/日 |
評価項目
●平均値・瞬時値・最高値・最低値・制御精度
●分布・変動・変動幅・勾配・空間偏差・到達値
評価が求められる理由
機種や使われ方により、制御系の特性があります
●槽内のどの場所でも同じ温度でない
●乾燥機内部の温度は、一定でない
●付属の温度計の指示値が一定でも中の温度は違う
制御系の特性は、劣化、フォールト(故障)状態などにより変化しています
真空定温乾燥器に関連したNKSオリジナルの情報
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■実験データ 真空乾燥器の温度分布の状況
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