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第461号 低温(-100℃迄)装置のキャリブレーション(校正)対応が出来るようになりました

低温度のキャリブレーション(校正)のご要望を頂くことが増えてきました

細胞保存などでは、一般に保存温度が低いほど保存成績は良好といわれているらしく、その様な機器をお使いのお客様などから低温(-70℃,-80℃など)のキャリブレーション(校正)ができないかとのご要望を頂くことが増えてきました。

□ そのようなご要望に少しでもお応えできるように、-100℃まで校正が可能な機器を準備しました。

今回は、その一部の性能実験を行いましたので、ご紹介します。

この校正機器で-100℃の校正ができるか調べました

HP46101校正作業に使うこの機器には、様々な温度センサをキチンと校正できるように「均熱ブロック」と呼ばれる部品が使われます。


HP46105
【均熱ブロック】
この均熱ブロックの性能で重要なことは温度分布と考えます。
使用されている温度センサは、AやBのように様々な長さになっていますので、感温部付近の均熱ブロックの温度は、同じ温度(例えば、-70℃)になっている必要があります。


もしも、均熱ブロックの場所によって温度差があると正しい校正が出来ないため、均熱ブロックの縦方向の温度分布を測定して、校正作業の実運用に使用できるか確認しました。

均熱ブロックの縦方向の温度分布は、0.1℃以内を示しました。

HP46110
この実験は、校正装置を-100.0℃で安定させて、温度センサを縦方向に動かして、0、10、20、30、40、50mmの場所の温度を測定しました。


【測定結果】
HP46111

【グラフ】
HP46112

■使用する校正装置では、「0~40mm」で仕様通りの性能を確認することができました。


※安定性や昇温時間・降温時間など他の性能もほぼ同じ結果が出たことで、実運用ができることが確認できました。

対応できる装置・設備の温度範囲が広がりました

こんな装置に使用されている温度センサのキャリブレーションに使えると考えます
HP46150

※詳細はこちらでご覧頂けます
https://www.validation-wa-nks.jp/shien-jitsumu/hokan.php

※当社は、
この様な実験の方法や測定データ等のノウハウで、どんな環境においても、お客様に満足して頂ける作業をお届けする努力を続けています。

最後まで、お読みいただき有難うございました。

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